雨が続く梅雨の日に、家の近くの花壇の中で、白い花を咲かせている樹木がありました。
何年もの間、ここの花壇の横を通っているのですが、花が咲いているのを見たのは初めてです。
(もしかしたら、花が咲いてても、気付かなかっただけかもしれませんが・・・。)
よく見ると、この白い花は、下に向かって咲いています。
名前は何というのでしょうか?
調べてみたら、この樹木、木斛(もっこく)という樹木の花のようです。
ツバキ科モッコク属の常緑樹です。
ツバキ科なのでしょうか、木斛の花をよく見てみると、椿の花に似ています。
花は、芳香を放つらしいのですが、今回は香までは気が回らず、次回香りを調べてみようと思います。
木斛は、江戸時代、江戸五木(えどごぼく)とされていて、庭木として使われてきました。
因みに、江戸五木は、木斛(もっこく)、赤松(あかまつ)、糸檜葉(いとひば)、榧(かや)、犬槇(いぬまき)です。
日本の庭木とも言えますね。
現在は、外国産の樹木もたくさん植えられているかとも思いますが、江戸五木として復活するのもカッコ良いかもしれません。
雨に濡れた、木斛の葉っぱも、とてもキレイでした。