· 

木  斛


 

 

雨が続く梅雨の日に、家の近くの花壇の中で、白い花を咲かせている樹木がありました。

何年もの間、ここの花壇の横を通っているのですが、花が咲いているのを見たのは初めてです。

(もしかしたら、花が咲いてても、気付かなかっただけかもしれませんが・・・。)

よく見ると、この白い花は、下に向かって咲いています。

名前は何というのでしょうか?

 

 

 

 

 

調べてみたら、この樹木、木斛(もっこく)という樹木の花のようです。

ツバキ科モッコク属の常緑樹です。

ツバキ科なのでしょうか、木斛の花をよく見てみると、椿の花に似ています。

花は、芳香を放つらしいのですが、今回は香までは気が回らず、次回香りを調べてみようと思います。

 

木斛は、江戸時代、江戸五木(えどごぼく)とされていて、庭木として使われてきました。

因みに、江戸五木は、木斛(もっこく)、赤松(あかまつ)、糸檜葉(いとひば)、榧(かや)、犬槇(いぬまき)です。

※参考:Wikipedia<江戸五木>

 

日本の庭木とも言えますね。

現在は、外国産の樹木もたくさん植えられているかとも思いますが、江戸五木として復活するのもカッコ良いかもしれません。

 

 

 

 

  

 

雨に濡れた、木斛の葉っぱも、とてもキレイでした。