近くの街園の片隅にある、栴檀(センダン)の実です。
すっかり、冬模様の装いです。
※栴檀の花はこちらから・・・2020 栴檀
この栴檀の木、もともと街園に植えられていた木ではありませんでした。
栴檀の種が、ヒヨドリなどによって運ばれて、この街園に根付いたのだと思います。
以前は栴檀の木はなかったかと・・・。
気付いた時には、大きな木に成長していました。
街園の横に下水路が流れているのですが、下水路沿いに栴檀の木がポツリポツリと生えているのが見えます。
栴檀の木は、水辺が好きな木なのでしょうか。
どこかで、川の端に植えてある樹木は、魚の日射遮断に役になっていると、聞いたことがあります。
ここの下水路も、近くに海がつながっているので、海魚が泳いでいるのをよく見かけています。
そんな栴檀の木は、魚たちの生息場となり、豊かな空間を担っているようです。
みなも・・・漢字で書くと水面・・・。
みなもと言った方が、情緒がありますね。(^-^)
みなもに、栴檀の葉っぱの影が、ゆらりゆらりと揺れている風景を思い浮かべました。
魚たちは葉っぱの日影ができて、気持ちよさそうです。